処分に困る戦前雛人形や戦前市松人形など無料~有料でお引取りします
年末が近づいてきましたが、皆様はお片付けを行う予定はございますか?
先日お買取でお伺いしたお客様とお話をしていたところ、人形は引き取ってもらえないと思いお金を支払い人形供養されたとおっしゃられていました。不幸が訪れた時、人形を丁寧に扱わなかったからと後悔をされたくなかったそうで、お金を支払って適切に処理をしたことで気分的な部分がスッキリされたそうです。こけしは漢字で子消しとオカルト的にとる方もいるそうです。
現在国内のリサイクル買取店で昭和の日本人形や雛人形・五月人形のお買取りをされている所はないかと思います。理由は再販が難しいお品物である為です。特に雛人形や五月人形は祖父母・ご両親が成長を願いご購入した人形となりますので説明するまでもなく国内再販は難しいです。海外では人気があるのでは?と思われるかも知れませんが海外でも価値のある人形以外需要はございません。東南アジア輸出でも現地バイヤーから断られてしまう状況です。更にいえばNPO法人の寄付でも受け付けていない所が多いです。これだけ日本人形の需要が世界的にないことがお分かり頂けると思います。ネットオークションのヤフオク・フリマサイトのメルカリで売れてる人形もございますが、私たちは商奉行ですので販売が難しいお品物はお取扱が難しい現実がございます。それでも処分される人形や郷土玩具を減らすための活動として、再販が難しいひび割れのある木彫り人形や色が薄くなった伝統こけし、お土産品の民芸品などを買取に併せて引き取る活動をしております。
では買取や無料引取りが出来る物は何?となるのですが、基準は他の骨董品同様、戦前までの物や現在でも熱心なコレクターさんがいるジャンルはお値段が付く物が多いです。伝統こけしや独楽はコレクターさんも多く戦後品でもお買取りできる物もございますし、お買取りは難しくても無料で引き取れる場合もございます。木彫りの熊は玄関先で見る確率が高い物の一部ですが、木彫り熊は元々海外の木彫りを参考に作られていたので日本製の熊として海外に輸出が出来ます。その他海外では久谷焼 唐獅子・沖縄壺屋焼 シーサー・古瀬戸焼 狛犬が人気です。
記事を現在の状況に合わせ書き直しているのですが(2022年2月24日)今月も青森や秋田など地方にお住いのお客様より伝統こけしや戦前木彫り熊を郵送で4件(300体以上)お買取りさせて頂きました。
こけしの様に需要がある物に関しましては以前同様お買取りに力を入れており、創業より5万個以上の郷土玩具類を取扱ってきた実績がございますのでお気軽にお問合せくださいませ。
LINEやメールで詳細をお知らせくだされば、最低買取金額をご提示できますのでご活用ください。
大変心苦しいのですが、以下の様なお買取りや無料回収ができない人形に関しては、処分でなく再利用する為の活動費として縦横奥行 3辺合計120サイズで8800円の料金+出張費を頂戴しております。以前までは魂抜きをさせて頂いておりましたが現在は行っておりません。最終的に再利用ができなかった場合は当店で責任を持って処理させて頂きます。可能であればご自身でネットオークションにご出品するなどして丁寧にご処理をされる事をお勧めいたします。
大量にある・サイズを超えるなどのご相談は下記のお問合せフォームよりお気軽に。当店ではしつこい営業や勧誘は一切いたしません。どうぞお気軽にお問合せくださいませ。お急ぎの場合はお電話が一番早いです。(※雛人形・五月人形・写真の様な日本人形の店頭持ち込みはご対応しておりません。)